日高哲朗 コーチ:スポーツ空間の演出者 [LC44HT001]
日高哲朗 コーチ:スポーツ空間の演出者
[LC44HT001]
販売価格: 4,997円(税込)
希望小売価格: 5,552円
在庫数 10点
商品詳細
スポーツ教育学を専門とする日高哲朗千葉大学教授は、大学の先生らしくない、かみ砕いた講義で有名です。特に海外の難解な最新理論を巧みなたとえを用いて解説されると、聞いている私たちがにわかに頭脳明晰になったかのような錯覚に陥ります。日頃何となく感じていたことが「整理」され、「方向づけ」られる感覚です。
普段みなさんは“スポーツ”をどう捉えているでしょうか? “指導者”はどうあるべきでしょうか? 「そんなこと考えなくたって指導はできる」とお考えですか? 確かにそうだと思います。しかし、得点してガッツポーズする選手は非難されるべきでしょうか? 体育でのスポーツと課外活動としてのスポーツはどのように区別されるべきでしょうか? スポーツ指導に携わる方にとって、避けては通れない判断がそこには含まれています。
このDVDでは「スポーツ」と「スポーツ指導」について次の視点から分析、解説しています。1)まず外来の「スポーツ」が日本でどのように受容されてきたのかという歴史的な背景から、2)コートを中心にした空間とそこでの気分との関係から、3)そして活動それ自体を楽しみとする“フロー”理論の観点から。
大きな「理論」的把握はもちろんですが、それらを身近な題材に置き換えてわかりやすく解説する中で「スポーツ」本来の姿を明らかにし、今日の指導に役立つ具体的で説得力ある講習が展開します。
本編/54:21
◆スポーツ空間と気分
3つの空間と気分
実社会:イライラ・イソイソ・ツンツン
コートの外:ヤレヤレ・ダラダラ・ホッ
コートの中:ウキウキ・ワクワク・ハラハラ・ドキドキ
スポーツ(労働)と遊び
「スポーツ空間」とはウキウキ・ワクワク・ハラハラ・ドキドキ
◆ハラハラ・ドキドキ気分
◎興奮-暴力性
暴力的なシーン▶興奮…暴力性
暴力的なシーンの減少
抑え込まれた暴力性▶ある場面で噴出する
ハラハラ・ドキドキ:暴力▶競争・勝敗
スポーツ空間:興奮が創り出され、感情の爆発が許される場
学校におけるスポーツ:意図的に暴力的な衝動が起こる場面を提供
◎テンション・バランス
暴力▶競争・勝敗
競争の面白さ▶同等の力
結果の未確定性▶カオス(混沌)
練習によって▶ノモス(秩序)をつくる
オープン・スキル:状況や相手によりプレイを選択
「見て、判断して、プレイ」
体の中の感覚調整
自在に動く体▶意図しないでも動かせる=自動化
単調な技術練習をどうやって取り組ませるか?
◆ウキウキ・ワクワク気分
◎フロー状態(没頭・没入状態)
結果へのいかなる配慮も含まない、純粋な熱中の結果
相手と自分の能力が同程度であれば没頭できる
◎楽しさの要因
指導者の課題
その活動自体が楽しい
向上・発達することが楽しい
競争することが楽しい
交友・友好が楽しい
◆コートの外
◎コートの外
コートの中:互いにライバル◀競争の場・闘争の場
コートの外:人間性があらわになる空間
▶交友・友好関係が生まれる
◆コーチの役割
*本作品は講習会映像をもとに制作されました。
普段みなさんは“スポーツ”をどう捉えているでしょうか? “指導者”はどうあるべきでしょうか? 「そんなこと考えなくたって指導はできる」とお考えですか? 確かにそうだと思います。しかし、得点してガッツポーズする選手は非難されるべきでしょうか? 体育でのスポーツと課外活動としてのスポーツはどのように区別されるべきでしょうか? スポーツ指導に携わる方にとって、避けては通れない判断がそこには含まれています。
このDVDでは「スポーツ」と「スポーツ指導」について次の視点から分析、解説しています。1)まず外来の「スポーツ」が日本でどのように受容されてきたのかという歴史的な背景から、2)コートを中心にした空間とそこでの気分との関係から、3)そして活動それ自体を楽しみとする“フロー”理論の観点から。
大きな「理論」的把握はもちろんですが、それらを身近な題材に置き換えてわかりやすく解説する中で「スポーツ」本来の姿を明らかにし、今日の指導に役立つ具体的で説得力ある講習が展開します。
本編/54:21
◆スポーツ空間と気分
3つの空間と気分
実社会:イライラ・イソイソ・ツンツン
コートの外:ヤレヤレ・ダラダラ・ホッ
コートの中:ウキウキ・ワクワク・ハラハラ・ドキドキ
スポーツ(労働)と遊び
「スポーツ空間」とはウキウキ・ワクワク・ハラハラ・ドキドキ
◆ハラハラ・ドキドキ気分
◎興奮-暴力性
暴力的なシーン▶興奮…暴力性
暴力的なシーンの減少
抑え込まれた暴力性▶ある場面で噴出する
ハラハラ・ドキドキ:暴力▶競争・勝敗
スポーツ空間:興奮が創り出され、感情の爆発が許される場
学校におけるスポーツ:意図的に暴力的な衝動が起こる場面を提供
◎テンション・バランス
暴力▶競争・勝敗
競争の面白さ▶同等の力
結果の未確定性▶カオス(混沌)
練習によって▶ノモス(秩序)をつくる
オープン・スキル:状況や相手によりプレイを選択
「見て、判断して、プレイ」
体の中の感覚調整
自在に動く体▶意図しないでも動かせる=自動化
単調な技術練習をどうやって取り組ませるか?
◆ウキウキ・ワクワク気分
◎フロー状態(没頭・没入状態)
結果へのいかなる配慮も含まない、純粋な熱中の結果
相手と自分の能力が同程度であれば没頭できる
◎楽しさの要因
指導者の課題
その活動自体が楽しい
向上・発達することが楽しい
競争することが楽しい
交友・友好が楽しい
◆コートの外
◎コートの外
コートの中:互いにライバル◀競争の場・闘争の場
コートの外:人間性があらわになる空間
▶交友・友好関係が生まれる
◆コーチの役割
*本作品は講習会映像をもとに制作されました。
商品詳細
分類 | 対象/スポーツ指導者 レベル/一般 内容/座学 |
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仕様 | DVD-R、盤面4色印刷、トールケース入り・ジャケット4色印刷 |
プロフィール・その他
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日高哲朗 ひだかてつろう
1953年鹿児島県生まれ。東京教育大学卒業後、筑波大学体育科学研究科博士課程修了。現在、千葉大学教育学部教授。同大学バスケットボール部監督。東京教育大時代にはキャプテンとしてインカレで活躍。元ユニバシアード大会コーチ。特に米国のコーチ学に造詣が深く、その幅広い知識と理論構成は高い評価を受けている。ゼミ生の指導に忙しい日々を送りながら、文部科学省や日本体育協会の委員会にも精力的に参加。01〜02年筑波大学男子バスケットボール部ヘッドコーチ。2002年関東1部リーグ優勝。共著に『バスケットボール指導教本』(大修館書店2002)、共訳に『バスケットボールコーチングバイブル』(大修館書店1997)、ビデオ作品『キッズ・シューティング・プログラム全2巻』『BASKETBALL PROGRAM for Kids 全2巻』(弊会)『BASKETBALL METHOD全10巻』『BASKETBALL METHOD2全10巻』『BASKETBALL すべてはシュートのために全3巻』(AVN)、
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