小井土正亮 勝利から得たメンバー選考の「実践知」(下) VOL.2 実践の中で [FBH21KM002]
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希望小売価格: 7,260円
商品詳細
「監督は何を考え、何をしているのか」
小井土正亮監督(筑波大学蹴球部)が「サッカー哲学」に始まり、トレーニングの考え方、メンバー選考に至る経緯など、実際に取り組んできたこと、そこで何が起こっていたのかを包み隠さず語った講習会動画を2巻にまとめました。
トーナメント方式での大会で「監督の仕事としてもっとも困難な仕事のひとつ」といわれる「メンバー選考」。
それをメインテーマに自らの研究課題として問い直し、発表された研究論文を間に、2017年のアミノバイタル・カップから天皇杯へと続いた連戦をどのように戦ったか、その後の総理大臣杯までのスケジュールの作成、現場で考えたこと、選手とのやりとり、起こした行動、それらが明らかにされていきます。
VOL.2 勝利から得たメンバー選考の「実践知」(下) 実践の中で 60'54"
◼️トレーニング
・平均75分(年々短くなっている)
・トレーニングすることを目的としない
・トレーニングスケジュール(2017年7月17日から7週間)
トレーニングと休息
◼️トレーニングメニュー
・メニュー図版(2017年7月31日と8月1日)
計画と実際
・「振り返る」ことの重要性
日々のトレーニング→人は忘れる生き物
停滞は衰退である
◼️試合に向けて(メンバー選考)
・基準
フレッシュさ/ハングリーさ
組合せ→カオスを作りだす選手・抑制する選手
「思考・知識なスポーツ」であるより「感性・感情のスポーツ」
◼️実践例「2017年シーズン」
アミノバイタルカップ(7/1〜9)→天皇杯(7/12)
・7/1〜12で6試合
・7/8 準決勝から7/9 決勝 11名変更
・7/12 天皇杯 アビスパ福岡戦 9名変更
・7/5 3回戦→7/6に準決勝・決勝のスタメン発表
◼️試合が始まったら
・「想定内」のことしか起きない
どこまでシミュレートできているか
・いかに「指示しないか」
ゲーム時に「思考」を働かせすぎないようにする
◼️パフォーマンス局
・パフォーマンスを上げるためにできることはすべてする
希望者のみ。全9グループ(データ、アナライズ、メンタル他)
・ピッチで自立した選手
自身で考え、語り、影響を与えられる選手
◼️質疑応答
Q.1 ゲーム時に選手に情報を伝えないというが?
Q.2 「出たい」という意欲ある選手は納得するのか?
Q.3 PKやセットプレーにはどんなトレーニングを?
Q.4 高校生のスカウト時に重視するのは?
Q.5 ハーフタイムでどの程度の情報を与えるのか?
Q.6 選手の細かいところを見ることの効果は?
Q.7-1 選手からの直談判がうれしかったのはなぜ?
Q.7-2 想定外をなくすための準備とは?
Q.8 「変化を生み出す」選手は「良い変化」ばかりではないと思うが・・
Q.9 5チーム体制の各チームへの関わり方はどう異なるのか?
Q.10 「考えさせない」というが競技レベルによって違うのではないか
Q.11 指導者には「論理が必要」と思うが・・・
Q.12 良い選手は良い指導者になれないといわれるが・・
注)講習会で使用したスライドとは一部、表現・表記が異ります。質疑応答のQuestionは簡略化して表記しています。なお、講習内容は講習会開催時に基づきます。
※サンプル動画は本作品全体からの予告ですので、内容はVOL.1とVOL.2にまたがっています。
商品詳細
分類 | 対象:全般 レベル:指導初心者〜 内容:座学講習 |
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仕様 | DVDビデオ、盤面4色印刷、トールケース入り、ジャケット4色印刷 |
プロフィール・その他
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小井土正亮 (こいど・まさあき)
1978年岐阜県出身。筑波大学体育系助教、筑波大学蹴球部監督。県立各務原高校を卒業後、筑波大学体育専門学群に進学。大学3年次と4年次に全日本大学サッカー選手権大会で準優勝の実績を残す。卒業後は大学院に進学しながら、水戸ホーリーホックで1年間プロ生活を送った後、現役を引退。修士2年次より筑波大学蹴球部のヘッドコーチとして活動。
修了後の2004年には柏レイソルのテクニカルスタッフ、翌2005年からは清水エスパルスのアシスタントコーチ、2013年にはガンバ大阪のコーチとして活躍。
2014年筑波大学蹴球部のヘッドコーチに就任したが、2部降格を経験する。しかし、1年で1部昇格を果たし、2016年12月に行われた全日本大学サッカー選手権大会では13年振りの優勝にチームを導いた。
《研究論文『サッカー競技会における監督のメンバー選考に関する実践知』 小井土正亮・原仲碧・中村剛》