「尺野将太 データを実際のコーチングに活かすために」 DVD全3巻セット [BBA21SS001〜003]
販売価格: 11,366円(税込) [通常販売価格: 13,860円]
希望小売価格: 16,500円
商品詳細
尺野将太氏はバスケットボール女子日本代表チームにテクニカルスタッフ(アナリスト)として参加後、Bリーグでヘッドコーチなどを歴任。現在は広島ドラゴンフライズU15ヘッドコーチを務めています。また「バスケの秘密基地 BASKETBALL BASE」を主宰、バスケットボールコートのレンタル、小・中学生向けのアカデミーやクリニックも展開しています。
◼️ゲーム分析の重要性については理解できても、それをどうやったらにコーチングの現場で活かせるのか
ゲームのさまざまなデータを前にすると、いろいろな可能性を感じますが、具体的にどのようにコーチングの現場におろしていけば良いのか、その考え方や進め方がわからないでいる方が多いと聞きます。
また実際のところ、チームスタッフにアナリストを抱えられるような余裕あるチームはほんのひと握りでしょう。
尺野氏は高校教員として指導者、女子日本代表チームでのアナリスト、Bリーグトップチームでのアシスタントコーチ・ヘッドコーチ、Bリーグ下部組織のU15ヘッドコーチを務めてきました。
さまざまな環境のなかで柔軟に対応しながら「やれること・やるべきこと」を整理し、「優先順位」をつけて取り組んできた実績があります。多くの情報を収集し、しかし、それを選手に伝える際には情報を絞って端的に。各所に尺野氏の経験と「生きた」知恵が伺える講習となっています。
尺野氏が最終的にめざすのは「対応力のあるコーチ・選手」です。
ゲームを分析的な視点で見られるようになるべきなのはコーチだけではありません。 選手も同じ視点から見られるようにすることで、コミュニケーションの問題が解消します。
課題を見つけ、その対策を考え、具体的な練習に落とし込んでいくとき、限られた練習時間や練習環境という制限が立ちはだかります。その上、自チームの課題とともに次の試合に勝つために必要な課題もともに解決できるドリルを考えていかなければなりません。
VOL. 1 ゲーム分析の基本 約54分
●データ分析の基本
基準:バスケットボールとは?
ゲーム分析・ビデオ分析・データ分析
分析の目標(紙とペン、バスケ未経験者)
分析の流れ(情報収集→分析・評価→提供)
必要な情報(勝利に貢献できる、選手の成長に貢献できる)
なぜ分析するのか(コミュニケーション、同じ視点)
分析の役割
分析の狙い(自チーム、相手チーム)
「M - A - T - M」理論
練習の質を高める(課題と目的を選手と共有)
ボックススコアの作成
ボックススコアのデータを掛け合わせる
●課題:データ分析を元にゲーム分析(どこに注目してゲームを見るのか)
ターンオーバー(TO)に注目して
なぜTOが生じるのか?
ビデオ分析スタート(設定:先週の試合の反省)
課題はどこにあるかをグループ化して整理する
●課題:ゲーム分析を練習に落とし込む(例:オフェンスの練習へ)
どの局面に問題があるのか?
「分析」から「練習」へ(選手の共通認識・目的意識)
VOL.2 ゲーム分析 次のステップ 約60分
●具体的なドリルを考える
シュートに着目して
シュートチャートの作成
狙いたいシチュエーション
前の試合の分析▶︎自チームの反省点
次の対戦相手の試合を分析
前の試合の課題を解決し次の試合を勝利に導く課題
●データを元に練習メニューを作成する
再現性の高いシュートシチュエーションを練習する
限られた練習時間をどう有効活用するか
シンプルなレポート作成(課題と目的の共有)
●より詳細なデータ分析
ポゼッション(攻撃回数をみる)
得点効率によって数値の重みが見える
●オフェンス評価のための4つの指標
eFG% シュートの効率性・期待値をみる
TO% オフェンスの精度をみる
OR% リバウンドの獲得率をみる
FTR オフェンスの積極性をみる
●ボックススコアから計算
ゲーム分析からデータを算出
ビデオ分析からデータ化
VOL.3 ゲーム分析の発展 約50分
●スタッツに残らないプレイを評価する
ビデオからデータを出す
分析からレポート作成
●バスケットボールの原則とチームルール
チームルールでは守りきれない現象を映像で共有
同じ現象を見て同じ目的を持つ
●何から守るか(優先順位)
次の対戦相手の情報を収集する
シュートチャート
仮説を元に映像を確認
前の試合の自チームの課題解決
次の試合との相手に対する準備
●ゲーム分析を練習に落とし込む(例:ディフェンスの練習へ)
前回の試合の反省ができて、それが直接次の試合につながる練習
「目的意識」を明確にするためにも「データ分析」と「ビデオ」は重要
分析サイクル(ゲーム→スタッツ分析→ゲーム分析→ドリル)
選手の「個」の力と「チーム」としての力の両方を高める練習
●対応力のあるコーチ・選手へ
分析的視点でゲームを見る
対策を具体的なプレイ・状況で伝える
ゲーム中にアジャスト
※動画配信サービス版とは構成が多少異なります。
商品詳細
分類 | 対象:指導者 レベル:初心者から 内容:全3巻セット |
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仕様 | DVDビデオ、盤面4色印刷、トールケース入り、ジャケット4色印刷 |
プロフィール・その他
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尺野将太(しゃくの・しょうた)
1983年広島県出身。千葉大学教育学部スポーツ科学課程卒、同大学大学院教育学研究科保健体育専修修了。教育学修士。現在、広島ドラゴンフライズU15ヘッドコーチ。聖徳大学附属取手聖徳女子高校体育科教諭を経て、2013年より公益財団法人日本バスケットボール協会専任情報・科学スタッフ、バスケットボール女子日本代表テクニカルスタッフ(2013-15)。
【帯同実績】2012年U17女子世界選手権大会、2013年U19女子世界選手権大会、U16女子アジア選手権大会、東アジア競技大会(女子代表)、女子アジア選手権大会、男子アジア選手権大会、2014年U17女子世界選手権大会、U18アジア選手権大会、女子世界選手権大会
アイシンAWウィングス テクニカルスタッフ(2015-16)
横浜ビー・コルセアーズ アシスタントコーチ→ヘッドコーチ(2016-17)
横浜ビー・コルセアーズ アソシエイトコーチ→ヘッドコーチ(2017-18)
広島ドラゴンフライズ ヘッドコーチ(2018-19)
広島ドラゴンフライズ U15ヘッドコーチ(2019-21)
広島ドラゴンフライズ ヘッドコーチ(2021)
広島ドラゴンフライズ U15ヘッドコーチ(2021−)