てんちょー日記&本

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今日で2月も終わり。
今日は東京の事務所へ。
寒の戻りなのか、なかなか寒さ厳しく、家を出るときは−4.5℃でした。

さて、3月11日土曜日には食生活サポート事業で得た膨大なデータから、スポーツ現場における現実を探る「データが語る事実 Vol.2 変化」と題した公開講座が、東京・筑波大学東京キャンパスで午後5時半から7時半まで開催されます。
【内容】
・食べ方が変わったのは、なぜなのか?
 ・選択した食べ方の種類に関係があるのか??
 ・最初の結果に関係があるのか??
 ・有言実行されやすい食べ方はあるのか??  など

スポーツと食に興味のある方ならどなたでもご参加いただけるイベントです。
詳細は
https://www.facebook.com/events/863291857146390/
をご覧ください。
今日は食生活サポートコンサルタント研修の実習3の日です
朝4時起きで、出発。
神楽坂の事務所でコンサルタント受講者による講習実習の収録です。
わたしたちのコンサルタント研修は受講者の講師実習を収録して、詳細に点数評価するとともに、模範の講習DVDとともにご自分のDVDも差し上げています。
自身を振り返ることが非常に大事ですし、客観的にどう見えているかを知ることも大切だと考えるからです。

*写真は途中の高速道路。ちなみに車載カメラです。
きょうはちょっとバタバタ
今日は帰りが遅くなりそうだったので、クルマで出かけました。
家を出るときからずっと雨でしたが、東京に近づくに従って雨は止みました。
風が強く荒れ模様という予報を裏切る感じでしたが、高速道路は相変わらず大渋滞、きっちり3時間半かかりました。
事務所では経理処理とか、DVDの発注業務とか、こまごましている間に時間は過ぎ、出かける時間に!
「世界の"食"の未来を考える〜日本食文化の教育的価値とは」と名打ったイベントに参加するため、赤坂へ。
いろんな方のお話を伺うのはためになります。もちろんすべて納得できるわけでもありませんし、呆れてしまうお話もありますが、いずれにせよ、わたしにとっては大事な情報であり知見です。時間が許せばもっと聞きたい内容もありましたが、こういうイベントの性格上、尻切れトンボになってしまうのは仕方がないのかなー。
閑話休題。ちらちらと開いて読んでいるのは「父と娘の往復書簡」というタイトルの、松本幸四郎、松たか子親子の本です。
いやー、この手の本(失礼!)を読むことになるとはわれながらちょっとびっくり。松たか子好きなので(幸四郎も嫌いじゃない)、暇つぶしに読みはじめて(やっぱり暇つぶしにはなっているんですが)、自分の娘とはこんなやり取りはできないなと正直な感想。それぞれ普通じゃない家に生まれて、運命づけられた人生を生きている人びとが何を考えているのかを知ることができます。すごーくまじめです。それが案外、つまらなくないと思うのは、こちらが「凡人生」を送っているからでしょうか。
前回もたかだか1ヶ月、今回も早々に終わってしまう予感はありながら、ま、それも「善し」と考えて前に進むことにします。
さてこの7年余で、なにが変わったか、もちろんわたしの年齢です。今年で還暦を迎えてしまい、完全に老人の仲間入りです。それと、一昨年自宅テラスを改修して、もはやたぬきは棲んでいません(タイトルの由来は、たぬき・てんちょー日記3を読んでみてください)。
今日は朝から映像編集、「速く走るための6つの法則」のプロモーション映像をまとめていました(まだ終わっていません、涙)。その間にも、「ざまあみやがれ」の第2弾、入不二基義先生のレスリング編のデータの整理とか、こまごまと。
合間を縫ってはちょこちょこ、本を開いて読んでいました。新版 折口信夫全集第6巻万葉びとの生活(万葉集1)と新潮社版正宗白鳥全集第7巻。
折口全集では「万葉集と民俗学」という一節で、道祖神信仰について書いたところが印象に残りました。峠とか坂などに置かれた石(石像)、これを道祖神と呼ぶのですが、この道の神は人間のものを欲しがるので、着物とか袖とか幣をささげて道中の無事健康を頼むのです。それは物質的なものでなくても良く、心の底で思いつめていたことを告白することばでも良かったのです。人間の持っているものや霊魂の一部を供物として手向けて無事を願い、その御利益を謡った歌が数多く万葉集にはあります。と、ここで時間切れ、また明日。
朝、少し残っていた雨も8時過ぎには止んでいました。昨夜、帰りに右ヘッドランプが切れたのでクルマのディーラーに電話。休みのためか、電話は「営業時間内にお掛け直しください」という女性の声を繰り返すばかり。仕方がないので、近所(と言っても20km先)のイエローハットに行って、とりあえず型番の合うハロゲンランプ(2個セット)を購入、自宅でランプ交換に挑戦しました。
ところが、まずランプがはずせない。右がダメなら、切れていない左のランプでやってみようと、やったら、あら、こんなに簡単にはずれるのね、という感じ。右も同じ要領ではずし、いよいよ、交換。ところが切り欠きの場所が違うのか、ヘッドライトユニットにうまくはまりません。コネクターを差し替えたりしながら、何度やってもダメ。ちぇっ、と言いつつ、左だな左、と(ダメだろうなーと思いつつ)新しいランプに交換してユニットに差し込んだら、あらま、ぴったりはまって簡単に固定できてしまいました。ふーん、押してもダメなら引いてみな、右がダメなら左だよ、演歌だなぁ。
そんなことで、貴重な時間を3時間以上も費やして、ヘッドランプ交換が無事終了。ひと仕事終えた疲労感がどっとやってきました。
買ってしまった本8
今日は「勤労感謝の日」だそうです。働き始めてから一度もそんな日を実感した覚えはありませんが。それもこの日の成り立ちからすると、仕方がないのかも知れません。閑話休題。

Merleau-Ponty Phenomenology of Perception translated by Colin Smith
仏語版初版は1945年、英語版は1958年に出ています。ペーパーバックにして530ページという途方もない厚さ。
今は午後11時59分、ぎりぎりで日記を書いています。
でも、まだ帰り道、あと120km位走らないと!
今日は、なかなかびっくりすることがありましたが、夕食を美味しく楽しめました。
*ここのところ、意味が通じにくいのはお許しください。

さて、昨日壊れたカメラを業者に送りましたが、修理にお金と時間はどれくらいかかるんでしょう?
ドキドキで見積りを待ってます。
まあ、今夜の伊藤君たちの心境でしょうか⁉
もちろん、これ以上は書けませんが。
明日はまたまた編集です。

後藤正規さんの新装版DVDは金曜日にリリースです。
たぬきてんちょー日記16
なんと、業務用のビデオカメラが動かなくなりました。
編集作業で使っていたところ、テープが入らなくなってしまいました。3時間ほど、いろいろやってみましたが、埒があきません。修理です!明後日にも撮影があり、とりあえず予備機で対応しますが、この忙しい時期にっ!!!!
「さかり」のついた猫という比喩は主に“雌”に向かって使われるが、それを実際に見たことはなかった。百聞は一見に如かず、自分で猫を飼ってみて、「あー、これが“さかり”ということなんだ」と経験すればそのことばの意味も全然、違って聞こえる。知るのはむずかしい、けど、実は簡単だったりする。
今日も今日とて、DVD編集とマスター制作、それに本読み、ノート取り。

調査といえば、Jeffrey PfefferのMANAGING with POWERにこんなことが書かれてました。
Does the act of asking itself produce the phenomenon being studied?
何かの行動そのものが、その前提となっているはずの現象をつくり出していることは大いにありますね。

最近(実は昨日)、思いあたったのは、法律と法解釈は「スポーツルール」と「審判による判定」と同じことだということ。意外と、法社会学・法解釈学とスポーツルールは近いところにあるかも知れないと、考えていたらいつの間にか、机に突っ伏して眠っていました。これは夢?
これはずっと以前に買った本、30年以上前に買った本のお話。
渡辺洋三著「法社会学と法解釈学」 岩波書店刊 昭和48年1月30日(初版 昭和34年5月7日)

当時、同じ条文の法律の「成り立ち」と「解釈」の間での、齟齬(くいちがい)が気になっていてこの本を買ったのですが、この中に「法学と社会調査」という1章があります。
第4節冒頭に耳の痛いことばが。「社会調査を実施するについて、調査のしかた、その方法論について問題とすべき点が多い」とあります。「調査は観察にはじまって観察におわるともいえる。仮説を設定するためにも観察が必要であり、仮説を検証するためにも観察が必要だからである」といい、「観察の対象は、人間が知覚しうる形におきかえなければならない」といいます。つまり、電流を、メーターを媒体として針の動きに変換し、人間が観察できるようにすることなんかを言うんですね。
アンケート調査と称して、いろいろな研究機関や大学研究室などから書類が送られてきますが、これで何がどうわかるのか?と疑問に思えるものも少なくありません。沈思熟考。
Yoshikaz-Faith(鈴木良和氏の連続講習会)にて来年開始される3rdステップについてちょっと紹介。参加者のみなさんからは毎月の楽しみがつづいて良かった!の声も。「チームの組織づくり」という観点から、ビジネス書などいわゆる経営学関連の書物をかみ砕いた形で、かなり突っ込んだ内容の講習が1年間展開されることになります。今までになかった!ということだけでも十分に価値があると思います。もちろん、そのための準備は忙しい毎日の中で膨大な課題図書の整理も含めて着々と進んでいます。

で、昨夜は講習会修了後、参加者、石飛さんの来春の就職祝いも兼ねて飲み会へ。但し私はクルマの運転があり、遠慮しました。講師の鈴木さん、参加者の天さん、うちの伊藤君の計4人。いったいいつまで飲んだんでしょう?
たぬき・てんちょー日記12
今日もまたさぶい。家を出るときは氷点下4.5度でした。でも、東京に着いた頃には14度。この温度差は身体にいいのか、悪いのか。

なんだか年末に向けて、忙しさが倍増している感じです。
ディレクターの藤田さんが来会。次回、発売予定の東頭さんの編集マスターを持って来ていただきました。これをもとにDVDマスター制作に入りますが、佐々木先生の編集がまだ途中で・・・。

今日はこれからYoshikaz-Faith 2ndです。

昨日載せたメルロ=ポンティと比べる意味で、エドムント・フッサールの肖像写真も掲載しておきます。この違いは何?
買ってしまった本 6
メルロ=ポンティ「行動の構造」 みすず書房刊 滝浦静雄・木田元訳 1991.9.10 第24刷

ずっと前から気になっていながら読んでこなかったメルロ=ポンティ。フッサールは学生時代から気になっていて少しは読んでいたくせに、なぜ手を出さなかったのか?「現象学」というのが結局、さっぱりわからなかったということに尽きる。この本のタイトルを英語で表記すれば、The structure of behavior、行動=behaviorということへの最近の関心が手を伸ばした最大の要因である。まだ、序文から少し先を読んだくらいで本論には至っていない。いつ頃から読めるのか?驚きは、これが処女作で、3年後の『知覚の現象学』と併せて学位論文となっていること。望遠鏡で覗いても豆粒くらいにしか見えない、はるか先にいる「先人」という印象。優秀やねぇ。

左はMaurice Merleau - Ponty
たぬき・てんちょー日記11
来年1月からYoshikaz- Faithの3rdを始めるにあたって、その内容について鈴木良和さんと連絡を取り合う。
中心はやはりチームという組織をどう作るか、そしてそれをどのようにマネジメントするか、最終的には選手をどう育てるか、という流れになることを確認。
後は具体的な内容で、どのように参加者のみなさんの意向を汲み取っていけるか、ということだろうと思う。
1年間の構成プランを鈴木さんから受け取り、それについて意見交換。
なかなか面白そうだが、より突っ込んだ話にしていくためにも、十分な事前準備が必要になるだろう。
鈴木さん自身が積極的に取り組んでいきたいという強い意思を示されているので、期待したい。

左の写真は、猫型のしおり。ステンレス製です。
昨夜、ようやく伊藤君が北海道出張から戻る。
武田さんもお疲れ様でした。武田さんはこの出張中にお誕生日だったそうです、おめでとうございます!

年末に向けて、本当に忙しくなってきました。
12月には講習会が6回、その上に「スポーツサイエンステクノロジー2010」の出展が3日間あり、お手伝いの方を頼まないとやっていけません。

ところで今日は寒い。昨日は自宅の方は氷点下3度でした。でも東京も十分寒い。

伊藤君はお誘いがあって、早稲田大学で開催されているサッカー関連のイベントに行っています。
休み明けはひどくバタバタする。
溜まっているメールの対応で昼過ぎまで追われてしまう。
でも、その間にも新しいメールが届くので、結局、終わりがなかなか見えない。
で、一息つけるのが4時過ぎになることも多い。

スポーツサイエンステクノロジーのチラシやネームカード、割引券などが届く。
ようやく準備モードに入る。
買ってしまった本 5
サマセット・モーム「要約すると」 中村能三譯 1956.8.10 新潮社
モームはこれ以外、読んだことがない。彼は作家であり、医者でもある。自叙伝でもなく回想録でもないと本人が書いているが、やはり回想録に近く、モーム自身の作品解説にもなっている。格言みたいなことばがちりばめられている。いくつかを拾っておこう。

「快楽は永遠につづかないからといって、やはり快楽なのである。暑い日に冷たい水に飛び込むことは、たとい、すぐに皮膚がその冷たさに慣れるにしても、それは楽しい」

「正常というものは、稀にしか見出されないものである。正常とは理想である。それは人間の性格の平均から、人がつくり出した絵そらごとであって、そうした性格のすべてを、一人の人間に見出すことは期待できるものではない」
「彼(天才)の伝えるものは、普遍的なものであって、人々はその意味するところを、正確に語ることはできないが、それが重要なものであることを感じている。彼はこの上もなく正常である。・・・・解剖で教えられたことがあてはまる。正常なものほど稀なものはない」

「われわれが美しいと思ったものも、他の世代では、疑いもなく軽蔑されるだろうし、われわれが軽蔑したものも、尊敬されるようになるかもしれぬ」
「創作家は、彼らの個性を具象化させようとする。内なる衝動の故に、創作するのである。彼らがつくり出したものが、美を持っていても、それは偶然である。それが彼らの特別の目的であることはめったにない。彼らの目的は、のしかかっている重荷を、魂から取り除くことであり、生まれつきの能力に応じて、ペンだの、絵具だの、粘土だのの手段を用いるのである」
たぬき・てんちょー  日記8
昨日より伊藤君は北海道出張。来週月曜日まで。食生活サポート講習を6回、勉強会を2回、ラリーを1回という殺人的スケジュール。途中から武田さんも合流する。

スポーツサイエンステクノロジー(SST)でのブース出展(12/17-19)と合わせて、鈴木良和氏の無料セミナーを12/18(土)16:30〜開催することになった。45分と言う短い講習だが、中身は相変わらず濃い。SST自体もいろいろな体験やセミナーがあって楽しそうだから、ぜひご来場を。

今月中に後藤正規さんのDVD新装版が発売予定。12/20前後を予定している。これまでプラスチックケース入りだったが、割れやすいなど少し問題もあり、今回の発売となった。DVD2枚組トールケース入り商品。
買ってしまった本 4
稲垣足穂大全4 現代思潮社 1970.2.28刊

稲垣足穂イナガキタルホという人はずっと前から読んでいて、この摩訶不思議な世界にひたること自体が楽しい。チョコレートではなく、チョコレットと表記する違い。
全6冊の「大全」は学生時代あこがれの本でしたが、高嶺の花でした(潮出版社の「多留保集」や同じ現代思潮社の「タルホスコープ」といった作品集は集めていたのですが)。これは函も欠けている上に、半分が水に浸かってよれています。547ページの内、まともなのは220ページくらいまでです。でもなんとなくかわいそうで購入しました。本編は半分以上は読んだことがあるものです。読んでいた時期がかぶるせいか、稲垣足穂と南方熊楠ミナカタクマグスがダブって見えます。博覧強記という点が近く見させるのかも知れません。ただ熊楠は英語文献も多いですからちょっと違いますね。「一千一秒物語」は今でも新潮文庫に入っているかどうかわかりませんが、ぜひ、チョコレットの世界を味わってみてください。